車のオイル交換、定期的にしてますか?
最近の車は、ホントに手がかからなくなりましたよね。ガソリンだけ入れておけば動きますから。技術の進歩の賜物です。
でも、だからと言ってオイル交換しなくていいわけではありません。
オイルは、エンジンにとっては血液みたいなものです。定期的に交換してあげないと、致命的なトラブルにつながることもあります。
最近、ちょうど愛車のオイル交換時期になったので、この機会にブログに書いておきますね。
オイル交換を1年してないけど大丈夫?
オイル交換をせずに1年以上経ってしまっていた・・・ということはありませんか?
1年経ってしまったからといって、366日目に「いきなりエンジンがかからない!壊れた!!」なんてことは考えにくいです・笑。
実は、オイル交換を1年してなくても大丈夫なケースがあるんですよ。それは「メーカーが指定した性能のオイルと使い方を守っている場合」です。
昔は、オイル交換は「半年ごと」または「5,000キロごと」なんて言われてました(今でも、カー用品店ではそう言われますけどね)
でも、車種によっては、オイル交換は「1年ごと」または「15,000キロごと」なんていうこともあるんです。オイル交換時期は、取扱説明書かサービスマニュアルに書いてます。
ですから、メーカーが指定する条件で車を使っていれば、別に1年に一度のオイル交換でも大丈夫なんです。
でも、この条件に当てはまらない場合は、エンジンを痛める原因になってしまいます。
例えば、我が家の車はトヨタ車なのですが、サービスマニュアルにはこういう条件がちゃんと書いてあります。
オイル交換は何キロごとにすればいい?
オイル交換の時期は、車の使い方により異なります。
メーカーが指定した使い方を守れているのか?それとも、激しい使い方やチョイ乗りばかり繰り返しているのか?などにより変わります。
私の友人は、街乗りで年間1万キロ以上走るので「オイル交換は半年に一回する!」と決めているそうです。その考え方もアリですね。
大衆車の場合は、オイル交換するごとに万単位のお金がかかるわけではないので(高級車やスポーツカーはこの限りではない)、距離に関係なく時期がきたら交換するのもいいでしょう。
オイル交換を3,000キロごとにする必要があるの?
余談ですが、以前スズキの軽に乗っていたんです(マニュアルのターボ)。その時は3,000キロごとにオイル交換してました。
軽自動車は、排気量が小さいのでエンジンの回転が上がりやすく、オイルへの負荷が高いと言われていました。また、ターボ車の場合は、さらに熱的な負荷が増えるので、大事をとって3,000キロごとに交換していたんですよ。
アルトワークスに乗っていた友人が「ずっと3,000キロでオイル交換していたのをやめたら、タービンを痛めた」と言っていたこともあり、オイル管理にはすごーく気を遣ってました。
地味にお金はかかりましたが、とにかく乗っていて楽しい車だったので、必要経費と割り切ってましたよ。
あとは、バリッバリのスポーツカーの場合は、オイル管理がシビアになりますよね。ニッサンのスカイラインGT-R(33)に乗ってる友達が、オイル交換は3,000キロごとか半年ごとのどっちかにしてるって言ってました。
このような特殊な場合でない限り、オイル交換はメーカー指定の基準で大丈夫そうです^^
エンジンオイルを交換しないと恐ろしいことに・・・
一番やってはいけないことは、オイル交換を全くしないこと。最悪の場合、エンジンを壊します。
これは、私が行きつけの車屋さんで実際にあった事件です。
若い女の子が、新車で軽を買ったんです。ところが、車を買ってから一度もオイル交換をせず、油圧の異常を知らせる警告灯が付いても無視し続けたんですよ。
その結果、どうなったと思います?
エンジンが故障し(当たり前だ)、ボディから下ろして全部バラす羽目になりました。修理代だけで10万コース確定です。
そこまでの状況になって初めて「エンジンオイルって大事なものなんだってわかりましたー」と言った女の子。高い授業料になってしまいましたね。
まとめ
つらつらと書いてしまいましたが、私の個人的な結論はこうです。
「1年ごとのオイル交換が気になるなら、半年ごとにすればいい」
「自分の車のエンジンに見合った交換周期と距離数を見つけよう」
ということです。
私が今乗っている車は、ターボでもマニュアルでもないファミリーカーなので、トヨタ純正キャッスルオイルを入れて、説明書通りの条件で走らせてます。
ですから、1年に1回しかオイル交換してません。本当は半年に1回してもいいかなって思ってますけど・・・。いくらオイルの性能が良くなったとはいえ、気分的にねぇ・・・。
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