車が水没!車内の臭いを取るためにできることって何?

わが家の事件簿
Joshua_Willson / Pixabay
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車が水没してしまった!

というのが、残念ながら人ごとではない時代になってしまいました。

ゲリラ豪雨や台風の大雨・高潮などで、あっという間に愛車が水浸しになってしまうと、なんとも言えない悲壮感や絶望感に襲われてしまいますよね・・・。

実は、2018年夏の異常気象と豪雨で、私も実家の車が水没してしまったんですよ。

幸い、エンジンの故障にまでは至らず一発廃車は免れたものの、室内に泥水が溜まってしまい、何をどうやっても臭いがひどくて・・・(泣)。

それで、水没した車のメンテナンスについて自分なりに調べてみました。

どなたかの役に立てばと思い、ブログに書いておきますね^^

車が浸水したときに乾かす方法は?

実家もそうだったのですが、まずは雑巾や新聞紙で、室内の水(特にフロアに溜まった水)をできるだけ取り除くことになりますね。

そして、できるだけ風通しをよくして乾燥させるのですが、なぜか一向に乾かないし、臭いも取れないんですよ。

フロアマットなど、外せるものは全部外して水を外に出したのですが、一向に乾かない・・・。

水没した車の中が全然乾かないのはなぜ?

というわけで、行きつけの車屋さんに理由を聞いてみました。

そしたら

「そりゃそうだよ。フロアカーペット(床材)の下は鉄板で、そこに水が溜まってるのよ。フロアカーペットの上だけを乾燥させたって、下からじわっと染み出してくるんだよねー」

ですってorz

車が浸水したときのクリーニングってどうすればいい?

となると、徹底的に乾燥させるためには

フロアカーペットを全部取り外す

↓↓

そのためには、シート・ドアのヒールガード部・プラスチックの部品などを全部外さないといけない

↓↓

素人だと、バラすことはできても、元に戻せる保証はない

という、レベル1の勇者に対していきなりボスが出てきたような状況になるわけです。

しかも

お金を払ってプロにお願いすればいいが、フロアカーペットの臭いが完全に取れるとは限らない。最悪はカーペットの全交換が必要かも

↓↓

室内の鉄板だけでなく、足回り(特にブレーキ系統)のサビによるダメージも心配だから点検したほうがいいかも

↓↓

さらに出費がかさむ

おぅ、レベル1の勇者に対し、ラスボス・裏ボスがいっぺんに襲いかかるような状況。この時点で一気に気が遠くなったぜぃ・・・

というわけで,全バラシによる徹底乾燥は泣く泣くあきらめました。

車が浸水したときの臭いを手軽に軽減する方法は?

車が浸水してしまった場合,車内から臭いの元を断つことが大事。

で,臭いの元は何かというと,フロアカーペットやシートなどの繊維質のものに繁殖する雑菌やカビと考えられます。そして,雑菌やカビのえさとなるのが水です。

雑菌やカビのえさとなる水をすべて取り除くのがベストなのですが,これがうまくいかないから悩むんですよね。

 

対症療法(だましだましとも言う)は,定期的に雑菌やカビを駆除すること。

 

例えば,消臭スプレー(銀イオン入りのもの)を使うのも手です。お手軽で大抵のカー用品店で手に入る反面,車内が広い場合は手間がかかるのがデメリット。

車内の臭い取りに「オゾン脱臭機」を使ってみては?

もし,あなたがお住まいの地域のガソリンスタンドに「オゾン脱臭機」を置いてあるところがあれば,それを使ってみるのも手です。

オゾン脱臭機は,その名の通り「オゾン」を車内に循環させて臭いを取る機械のこと。オゾンって聞かれたことありますよね?ええ,あの「オゾン層」のオゾンです。

オゾン層は,宇宙空間から地上に降り注ぐ紫外線をカットしてくれるすぐれもの。しかし,オゾンそのものは人体にとって「毒」なんですよ。

そう。オゾンには強力な殺菌作用があるんです。これを逆手に取ったのがオゾン脱臭機というわけです。

(もう何十年も昔の話ですが,新興住宅地の宣伝文句で「オゾンあふれる町並みです」なんてフレーズがあったそうです。今考えるとおっそろしいですねぇ・・・)

オゾン脱臭機の使い方

大抵のガソリンスタンドに置いてある,一般的なオゾン脱臭機の使い方は超カンタンです。

1)助手席の窓だけ少し開けてオゾン用のホースを車内に引き入れ,助手席の足元奥深くにホース先端を置く(助手席の足元奥に,エアコン用の吸気口があるから)。

2)車内のエアコン(クーラー)を「内気循環」で全開にし,窓を閉める(送風ではダメ)。これでエアコンユニット内の臭いも取れて車内の空気を循環できる。

3)機械を作動させて,時間が来たら終わり。

どうです?とってもカンタンでしょ。しかも,1回当たり300円で,機械を動かす時間はたったの5分程度なんですよ。

こうするだけで,強力なオゾンが車内の臭いを取ってくれるんです。ただ,オゾンそのものが鼻を突く刺激臭があるので,脱臭後しばらくは窓を開けて走ったほうがいいでしょう。

しかし,オゾン脱臭機が置かれているガソリンスタンドってほんとに限られてます。

家の近くにオゾン脱臭機を置いているガソリンスタンドがない!という方は,オートバックスやイエローハット,ドライバースタンドなどのカー用品店へ行って,強力な消臭スプレーがないか探してみてください。

(私は以前,ドライバースタンドの店員さんに勧められて,銀イオン入りの強力スプレー(500円でした)で車内を処理したことがあります。ほんとに臭いが全部消えてしまいましたよ)

車内の臭いがどうしても取れない!究極の選択は・・・

車が水没したり冠水したりすると,必ず何らかの影響が出てきます。普通に走ることができても,汚れや臭いがこびりついて取れないのもそのひとつです。

どれだけ車内を乾かして臭いを消そうとしても限界があります。残念ながら実家の車もそうでした。

それで,究極の選択として

「買い換える」

ことになったんです。

買い換えるにあたり,現在の車をどうやって手放すか?をいろいろと調べました。

廃車にしてしまうしか方法がない・・・と思っていましたが,例え水没していたり冠水歴があったりしても,廃車にしないで済む方法がありそうなんです。

それについては,次の記事でまとめますね^^

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